今回は、オコゼの話をしようと思う。
皆さん、オコゼって知ってますか?
頭の凹凸がひどく、口も大きくて体中棘(とげ)だらけで、風体はオコゼの中でもオニオコゼが一番醜 くて、醜男、醜女の代名詞みたいに言われていますが、その風体とは違い、味は非常に美味で高級魚の代表格でもあります。
刺身、唐揚、鍋物、汁物などに使われこの魚が並ぶ料理は値段がワンランク上がります。
この魚のエピソードは色々あり、山の猟師はオコゼを日干しにして、山奥の鬼婆に出会ったら、喰われる前にオコゼを投げつけると、鬼婆が自分より醜い姿を見て逃げ帰るという話もあります。
また、オコゼの背中のケンは刺されると、病院にすぐ行かないと毒が回って入院しなくてはいけないほどうずく魚なんだ。
でも一度食べたら、フグと一緒で最高に美味しいので昔の人はよく食べたらしい。
魚の名前でオニと付く名前も色々あるけど、どうも昔の日本人は「鬼」は怖いけれど、日常生活の中で 一段上の存在として特異性のある魚に付けていたような気がする。
例えば、オニカサゴ、オニハゼ、オニカマス・・・・・・・・・。
皆さん、一度食べたらやめられないよ。
では、また。